東方封龍黙示録 

このブログは、以前うごメモはてなで投稿していた「東方封龍録」の小説版(小ネタもあり)を投稿していくサイトです。

紅魔編第一部一章 紅い霧、赤い巫女


[東方紅魔郷] 01. 赤より紅い夢 · Scarlet Beyond a Crimson Dream ...

注意

この物語には以下の内容が含まれます。

・東方二次創作

・キャラ崩壊

・時間軸カオス

・他アニメなどのキャラも登場

以上のことを守れる人はどうぞ!

 

BGM

 

赤より紅い夢

 

バ「・・・まあ、いいだろう。」

ラ「ふぅ・・・」

・・・あの火の出来事から一月、

どうにか火の扱いにも慣れ、剣の修行も一段上になった。

そして、若干霧の出ている今日・・・

バ「火と剣技の融合技とは、中々面白い。」

ラ「まだ完成してませんけどねー」

新しく自分の・・・確か、外の世界では『必殺技』といったか、

便宜上スペルカードとなるが、形だけは完成した。

バ「スペカ名はどうするんだ?」

ラ「それは大体決まってる。」

バ「ほう。」

 ボルカースパーダ

ラ「『炎刃』」

中々いい名だろう。

バ「・・・やだ、うちの子中二病?」

ラ「煩い黙れ。」

中二病とは何だ、中二とは。

バ「・・・」

ラ「どうかしたか、駄目師匠。」

バ「霧が深いな。」

ラ「・・・どうした師匠、真面目な顔で。」

バ「霧に触れてみろ。」

ラ「なんで・・・っ!」

触れてみると僅かに『魔力』を確認できた。

バ「人為的に造られた霧・・・しかも、『日光』を通過しないようになっている。」

ラ「日光を弱点とする生物・・・『吸血鬼』あたりが妥当か?」

バ「おそらくな・・・このままだと、そのうち人里にも来るだろうな。」

確か、人里では今ー

ラ「農作物に被害が!」

バ「さて、実戦といこうか。」

ラ「ああ、そうするしかなさそうだしな。」

バ「さあ、征くぞ。」

ラ「まて、どこにだ?」    ヒット

バ「いまこの霧の発生源をーっ!発見。」

ラ「流石師匠、こういう事は無駄に早い。」

バ「軽口叩くな、恐らく『紅魔館』からだな。」

ラ「おっけ、んじゃ・・・」

バ「これより実戦訓練を開始する!目標、紅魔館内部、紅霧発生装置!

立ち塞がる敵は、例外なく排除せよ!今回の実戦、いや異変を暫定的に『紅霧異変』と命名する!!」

ラ「初めての異変解決、スタートだ!」

To Be Continued…

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ん・・・今日はやけに霧が深いわね。」

寂れた神社にぽつんと設置してある賽銭箱に腰かけ、少女はそう呟いた。

?「別にほっといてもいいけど・・・なんか嫌な予感がするのよね。」

そう独り言をぼやく少女の目の前の空間に、突如一筋の線が現れた。

そして瞬く間にその線は黒いスキマへと変化し、そこから一人のBB

?「失礼な、私まだ少女なんだけれども。」

・・・少女が顔を出した。

?「そうそう、それでいいのよ。」

?「・・・アンタ、誰に話かけてるの?『紫』」

紫「あら霊夢、あなたの言っていた霧に関することなのだけれど。」

霊夢「へぇ、一体何なの?あの霧。」

紫「おしえませーん。」

霊「・・・はぁ?」

紫「ただ、中々面白い事になってるわね~♪」

霊「面白い事?」

紫「あの霧、どうやら日光を通さないみたいよ?」

霊「・・・だから?」

紫「このまま放置して、人里に被害がでたら・・・」

霊「・・・あのガンコ爺が訴えてくるわね、絶対。」

紫「そうそう、だからこの異変、解決したほうがいいんじゃない?」

霊「はぁ・・・仕方ない、さっさと片付けてきますか。」      ト

そう行って、少女はお祓い棒を手に取り、霧に塗りつぶされた空へと飛翔んだ。

紫「・・・」

残された少女は一人、不気味な笑みを浮かべ、スキマの中に消えていった。

To Be Continued…?