東方封龍黙示録 

このブログは、以前うごメモはてなで投稿していた「東方封龍録」の小説版(小ネタもあり)を投稿していくサイトです。

紅魔編第一部二章 底無しの闇、照らす焔


[東方紅魔郷]02. ほおずきみたいに紅い魂 · A Soul as Red as a Ground ...

注意

この物語には以下の内容が含まれます。

・東方二次創作

・キャラ崩壊

・時間軸カオス

・他アニメなどのキャラも登場

以上のことを守れる人はどうぞ!

 

BGM

 ほおずきみたいに紅い魂

 

ラ「で、紅魔館ってどこ?」

バ「・・・は?」

単純に疑問を述べただけなのに、師匠は口を大きく開けてポカンとしている。

バ「・・・開いた口が塞がらねェ。」

ラ「マジで何処すか師匠。」

バ「向こうにでっかい湖があるだろ?」

ラ「ああ、あの馬鹿でかい水たまり。」

バ「若干違うがまあいい、そこに立ってる悪趣味な紅い館だ。」

ラ「えっ、そんなのあった!?」

確かそんな建物立ってなかったはずだが・・・

バ「二、三ヶ月ほど前にいきなり現れてな、恐らく幻想入りしたんだろう。」

ラ「幻想入り?」

聞いたことがないな、なんだろうか。

バ「ああ、今は関係ない。それでは行くか。」

少年移動中・・・

魔法の森・深部

歩く事一時(今の二時間)、魔法の森の奥深く木の生い茂る、昼間ですら薄暗く、日の光を通すことを許さぬ深淵。

今俺と師匠はここを歩いているのだが・・・

ラ「し・・師匠・・・」ゼェハァ

バ「どうした、もうばてたか?」

ラ「それもありますが・・・いつになったら抜けられるんですか?」ゼヒュー

バ「確かに、いつも通りならもう抜けているころだが・・・」

絶対におかしい、だって・・・

ラ「師匠、多分ですが『同じ所をグルグル回ってます。』」フーフー

バ「・・・なぜ、そう思う?」

ラ「じゃあ、ちょっと。」

手から炎を出し、周りの木々を焼き払う。

ラ「ここを『目印』にします。」

そして、軽く小走りで先に進む。

ラ「師匠は、ここで待っててもらえますか?」

バ「分かった。」

走り出してから一刻(一時の四分の一)も立たぬうちに、

『師匠の姿』を見つける。

バ「・・・ほう。」

ラ「言った通りでしょう・・・?」ゼハーゼハー

バ「だが誰が何の為に?」

ラ「・・・さあ?」

バ「とにかく、どうにk!?」

ラ「!?」

突如、強烈な威圧感と寒気を感じた、まるで狩人に狙われる獲物のように。

そして、『それ』は予想もしていない所から現れた。

ただでさえ暗い闇が、更に深く濃い黒に塗りつぶされ、球状の『黒』が目の前に現れ、中から少女が姿を見せた。

?「あなたたちはー

                      食べられる、人類?」

To Be Continued…