黙示録第一部五章 終焉喰らう暴食の竜
この物語には以下の内容が含まれます。
・東方二次創作
・キャラ崩壊
・時間軸カオス
・他アニメなどのキャラも登場
以上のことを守れる人はどうぞ!
BGM
ビックブリッジの死闘
バ「喰らいつくせ!!暴食のグーラァ!!!」
バルムングが虚空に吼える。
その瞬間、バルムングの左腕が消失する。
そして、上空には巨大な魔法陣が形成されていく。
魔法陣の中央に僅かなヒビが入り、次第に大きな歪へと変化しつつある。
歪の中から、悍ましい何かがその姿を現した。
それは、まるで竜のような姿をした化物だった。
紅い双眼を持ち、巨大な口から見える牙は、一つ一つが刃物のように鋭利であり、所々に鮮血がこびり付いている。
四つの脚の爪が魔法陣を粉々に砕き、真っ赤な双翼をはためかせ、ゆっくりと大地を踏み締めた。
バ「さあグーラよ、その四肢を用いて彼の者を蹂躙せよ!!!」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!!!!!!!!
竜が咆哮する。その瞬間、周りの木々がまるで豆腐のように朽ちていった。
ハウリング・デス
バ「『死の咆哮』 たとえ微かな音が耳に入っただけで、その声に練り込まれた死の呪詛が即座にその身を朽ち果てさせる。」
ラ「アア・・・効カナイナ、ソノ程度ノ呪詛ハ。」
バ「ついに精神が支配されたか・・・だが、なぜ無効化できた?」
ラ「我ハカツテ世界ヲ炎ニテ焼キ尽クシタ。世界ヲ『滅ボシタ』我ニ滅ビノ力ナゾ効カヌ。」
咆哮が響くなか、まるでなにも起きていないかのように仁王立ちしているライズ。
ラ「デハ此方カライクゾ!!」
レーヴァティンをただただ振り回す。
周りの木々は灰となり、風に流されていく。
バ「・・・だからお前はまだまだなんだよ、ライズ。」
ラ「何ヲ言ッテイル?ソノゴ自慢ノデカブツモ効カヌト言ッタハズダガ?」
バ「やれやれ・・・では、もう一度言ってやろう。」
ラ「・・・!?」
バ「『その四肢を用いて彼の者を蹂躙せよ。』・・・ハナから効かないことなんざお見通しなんだよ。」
ラ「ダカラナンナノダ!!貴様ノ打ツ手ナドモウ・・・」
バ「さて、今までお前の目の前にいた竜・・・果たしてそれは、竜と言えるのか?」
ラ「アア・・・?」
バ「死の咆哮とお前のレーヴァティンで、充分な場所が確保できた。
ありがとう・・・そして死ね。我が弟子に巣食う者よ。」
To Be Continued…