東方封龍黙示録 

このブログは、以前うごメモはてなで投稿していた「東方封龍録」の小説版(小ネタもあり)を投稿していくサイトです。

黙示録第一部五章 終焉喰らう暴食の竜


FF5 ビッグブリッヂの死闘 - YouTube注意

この物語には以下の内容が含まれます。

・東方二次創作

・キャラ崩壊

・時間軸カオス

・他アニメなどのキャラも登場

以上のことを守れる人はどうぞ!

 

BGM

 

ビックブリッジの死闘

 

 

バ「喰らいつくせ!!暴食のグーラァ!!!」

バルムングが虚空に吼える。

その瞬間、バルムングの左腕が消失する。

そして、上空には巨大な魔法陣が形成されていく。

魔法陣の中央に僅かなヒビが入り、次第に大きな歪へと変化しつつある。

歪の中から、悍ましい何かがその姿を現した。

それは、まるで竜のような姿をした化物だった。

紅い双眼を持ち、巨大な口から見える牙は、一つ一つが刃物のように鋭利であり、所々に鮮血がこびり付いている。

四つの脚の爪が魔法陣を粉々に砕き、真っ赤な双翼をはためかせ、ゆっくりと大地を踏み締めた。

バ「さあグーラよ、その四肢を用いて彼の者を蹂躙せよ!!!」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!!!!!!!!

竜が咆哮する。その瞬間、周りの木々がまるで豆腐のように朽ちていった。

  ハウリング・デス

バ「『死の咆哮』 たとえ微かな音が耳に入っただけで、その声に練り込まれた死の呪詛が即座にその身を朽ち果てさせる。」

ラ「アア・・・効カナイナ、ソノ程度ノ呪詛ハ。」

バ「ついに精神が支配されたか・・・だが、なぜ無効化できた?」

ラ「我ハカツテ世界ヲ炎ニテ焼キ尽クシタ。世界ヲ『滅ボシタ』我ニ滅ビノ力ナゾ効カヌ。」

咆哮が響くなか、まるでなにも起きていないかのように仁王立ちしているライズ。

ラ「デハ此方カライクゾ!!」

レーヴァティンをただただ振り回す。

周りの木々は灰となり、風に流されていく。

バ「・・・だからお前はまだまだなんだよ、ライズ。」

ラ「何ヲ言ッテイル?ソノゴ自慢ノデカブツモ効カヌト言ッタハズダガ?」

バ「やれやれ・・・では、もう一度言ってやろう。」

ラ「・・・!?」

バ「『その四肢を用いて彼の者を蹂躙せよ。』・・・ハナから効かないことなんざお見通しなんだよ。」

ラ「ダカラナンナノダ!!貴様ノ打ツ手ナドモウ・・・」

バ「さて、今までお前の目の前にいた竜・・・果たしてそれは、竜と言えるのか?」

ラ「アア・・・?」

バ「死の咆哮とお前のレーヴァティンで、充分な場所が確保できた。

  ありがとう・・・そして死ね。我が弟子に巣食う者よ。」

To Be Continued…