東方封龍黙示録 

このブログは、以前うごメモはてなで投稿していた「東方封龍録」の小説版(小ネタもあり)を投稿していくサイトです。

黙示録第一部八章 万象喰らう蝿の王


イビルジョー戦闘BGM.wmv高音質 - YouTube

注意

この物語には以下の内容が含まれます。

・東方二次創作

・キャラ崩壊

・時間軸カオス

・他アニメなどのキャラも登場

以上のことを守れる人はどうぞ!

 

BGM

健啖の悪魔

 

バ「ー

     グリードオブベルゼブブ

               『万象喰らう蝿の王』           

                                    」

バルムングの詠唱が完了し、『消えたはずの』竜が再びその姿を現した。

ラ「どういう事だ!?いや、そもそもー

            何故ここまで早く召喚できる!?」

召喚される者が門をくぐり出てくるまでの時間は、その者の強さに比例する。

強ければ遅く、弱ければ早く、勿論持続時間も同様である。

術者の魔力や、相性などで若干の補正が掛かる事もあるがー

今呼び出されている竜の強さは伝説級。

百年に一度の天才が十人集まり、その寿命を全て対価として捧げる。

・・・それでもってかかる時間は『十数年』、持続時間は『数分』である。

それだけの化物をいともたやすく使役する。いや、正しくはー

バ「召喚?バカいえ、此奴らは前からいたが?」

使役し続ける。無論、戦闘中もである。

バ「此奴ーいや、此奴らはそもそも竜じゃない、『悪魔』だ。」

ラ「悪魔・・・?」

バ「七つの大罪の『暴食』を司る無数の蝿、それがこれの正体だ。」

ラ「だからなんだ・・・この炎で焼き尽くしてやる!」

炎を引っこ抜き、竜に向かって投げつける。

その炎は瞬く間に全体に広がり、燃やし尽くしている。

ラ「ハハハハハハ!!!見かけ倒しじゃねえか!」

バ「随分と余裕だな。まさかその程度の炎でー

                此奴らを焼けるとでも?」

ラ「な・・・んだと?」

ブスブスと嫌な音を出しながら、炎は『喰われていた』。

バ「たがが滅びの焔ごとき、此奴らが喰らい尽すのは訳ないんだよ!!」

ラ「あ・・ああ・・・あああああああああ!!!!!」

無我夢中で炎を振り回す。それでも蝿たちはただただ無慈悲に襲い掛かる。

バ「拡散ーんでもって集合、最後に『捕食』だ。」

蟲は散り、幻想郷の空を黒く蝕んでいく。

その光景は、まさしくー

       アポカリプス

バ「ちと早いが、黙示録ってか?」

ラ「や、やめろ!くるんじゃねえ!俺が死ねばこのガキも死ぬ!!」

バ「ああ、安心しろ。此奴らには、お前の『精神』だけを喰ってもらう。」

ラ「・・・・・あ?」カサリ

バ「お前はライズの精神を追いやって無理矢理入り込んでるだけだ。

  さて問題、ぎゅうぎゅうの精神をすっきりさせるにはどうすればいいでしょうかー」

ラ「・・・ふざけんな。」カサカサ

               テメェ デリート

バ「せーかいは・・・要らない廃棄物を消去すればいいんだよ!!!」

ラ「ふざけんじゃねえ!!!だったらコイツごと・・・」

バ「ところで、何で俺がお前とのおしゃべりに付き合ってると思う?」

ラ「・・なにいっt」

バ「もう『終わって』るんだよ、さっさと消えろ。」

ラ「・・・gkvnrhfukdnsgfidngvudne」ドシャリ

バ「さて・・・これにて一件落着っと。」

 To Be Continued…